月別アーカイブ: 2016年5月

湯に行く(ユニーク)ゲストハウスとして、産経新聞に掲載されました

5月26日の産経新聞で、ゲストハウス木雲の記事を掲載いただきました。

木雲_産経新聞

大阪のB級グルメの鉄板!大阪淡路でお好み焼きを食べるなら「二代目ぼん太」

ゲストハウス木雲(もくもく)に宿泊いただく方に、商店街や地域のお店について問い合わせをいただくことが多いので、少しずつ紹介していきたいと思います。

大阪といえば粉もん!第一弾は、店主森川も常連のお好み焼き屋さん「二代目ぼん太」です。
グルメサイトでもないので、人と人がより合う商店街ならではの視点で、人にフォーカスをしながら紹介していきたいと思います。

お好み3種

 

開業の裏に涙あり。両親との思い出のお店「初代ぼん太」

まずは、開業のエピソードをご紹介します。

初代「ぼん太」があったから「二代目ぼん太」という店名なのですが、大将は「ぼん太」の息子さんでも、お弟子さんでもありません。
「ぼん太」に通っていたお客さんでした。

「ぼん太」は、地元で評判のお好み焼き屋さんでした。
大将のご家族も、大将が小さい頃から外食と言えば「ぼん太」が定番でした。
ファミレスや焼肉、うどんにも、鰻にも目もくれず、ことあるごとに、家族の外食は決まって行くのは「ぼん太」。

とにかく「ぼん太」しか行かない。

大将自身も両親と一緒に「ぼん太」に食べに行くのが、いつも楽しみでした。
ご両親お二人とも、亡くなる前の最後の外食が「ぼん太」でした。それほど、「ぼん太」のお好み焼きを、家族みんなが大好きでした。

初代大将と

先代の大将(左)と大将(右):二代目ぼん太ホームページより

 

大将は、いつしか、この人々の幸せに直結しているお好み焼き屋が、本当に素晴らしい職業だと思うようになりました。しかし、そんな大将も、学校を卒業して、普通にサラリーマンとしての生活を送るようになります。

ある日、家族の思い出がつまった「ぼん太」が閉店するという話を耳にした大将は、いてもたっても居られず、脱サラをして「ぼん太」を引き継ぐことを決意!!それまで飲食店の経験は一切なかったのですが、すぐに弟子入りし、「ぼん太」のお好み焼きを身体で覚えていき、見事、「二代目ぼん太」としてお店を引き継いだのでした。

「ぼん太」の味の再現をきっかけに、お好み焼きの再現リクエストが届くように。

素人だった大将にとって、常連が慣れ親しんだ「初代ぼん太」の味の再現は大変苦労されたそうです。同じ料理でもシェフが変わると違う料理に感じるように、お好み焼きのタネの配合や焼き方は同じでも、焼き手が変わったことで、「初代ぼん太の味とちょっと違う」と感じられる常連さんもおられました。

外観

初代の味を守りながらも、大将が焼く「二代目ぼん太」のお好み焼きが、地元の人に受け入れられ、愛されるようになった頃、お客さんから、全く別の廃業されたお好み焼き屋の味を再現してほしいというリクエストが寄せられました。

淡路に生まれ育ったお客さんには、その人にとっての思い出のお好み焼きがあるのです。たとえば、淡路本町商店街の中にあった「馬場屋」の広島風お好み焼き。地元の子ども達は「馬場焼き」と呼び、淡路に生まれ育つ40代〜50代の方にとっては懐かしいお店です。

さらに、新大阪に近い西淡路にあった「やました」。おばちゃんが1人で切り盛りしているお店なのですが、あぶらかすの入った本モダンが大人気で、おばちゃんが体調不良の仲、お客さんに支えられて続けられていました。しかし、その「やました」もおばちゃんが倒れられ、とうとう閉店に。

「馬場焼き」も「やましたの本モダン」も、なんとかあの味を復活させて欲しいというお客さんの熱い思いがあり、「二代目」の大将だからこそ、その思いをくみ取り、「二代目ぼん太」に新しいメニューとして加わったのでした。

 

常連の舌に聞く、看板メニューの再現プロジェクト。

「馬場屋」と「やました」のお好み焼きの再現には、地域の人も積極的に関わっていただきました。

「やました」の“本モダン”は、ゲストハウス木雲(もくもく)のセルフビルドに参加してもらっている塚本さん(コミュニティキッチンMOGUMOGUで、塚本さん企画のイベントも開催していきます)が、やましたの秘伝のレシピを入手し、解読することで、さらなる完成度に近づいています。塚本さんが言うには、「やましたと完全一致とは言えないけど、完全一致はさせない方が良いかも。やましたはさらに煙たくて焦げた感じで、身体に悪そうで、それが良いかどうかと言われると、ここまでくると、もうわからない!」という域に到達しています。

調理中

その結果、「二代目ぼん太」は、「馬場焼き」に「やましたの本モダン」が楽しめ、本来の「二代目ぼん太のお好み焼き」を加えると、なんと3店舗の味を引き継ぎ、3種類のソースを使い分けるスーパーお好み焼き屋さんになっているのです!

 

3つとも味わいたい場合、どう頼んだらいいか?

お待たせしました。やっとお好み焼きのご紹介です。

「二代目ぼん太」には、「初代ぼん太」、「馬場屋」、「やました」の3店のお好み焼きが味わえます。

お好みカット

お店のメニュー表には「馬場焼き風お好み焼き」などのお店の名前はないので、注文するときは、以下のように頼みます。

・初代ぼん太;普通のお好み焼き

・馬場焼き:「広島風」お好み焼き

・やました:「本モダン」の「カス入り」

(ネタは豚でも、イカでも、お好みの具材を選んだらいいです)

お好み焼きだけでなく、串焼きもおすすめです!

二代目ぼん太の串焼き

二代目ぼん太の串焼き

個人的には、牛串と豚肉チーズ巻きは頼んでしまいますね〜。
あ、焼きそばも旨いのですが、こちらもおすすめはホルモン焼きそば!

ビールや酎ハイのアテに、一杯お楽しみください。

二代目ぼん太 店舗情報
平日は朝11:00~夜21:00(14:00~17:00は休憩)
日・祝日は朝11:00~夜19:00
※オーダーストップは閉店30分前


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エピソードをもっと詳しく知りたい方は、
二代目ぼん太 ホームページ へ

 

次回は、粉もん第二弾「たこ焼き」のお店を紹介予定です。